先輩インタビュー ~株式会社日立システムズ編~

今回の先輩社員インタビューは株式会社日立システムズで働く山本明希さんにお伺いしました!

就職活動から現在の仕事のやりがいなど新卒障害学生の皆さんにとって貴重なお話をたくさん頂きましたので、是非お読みください。

写真:日立システムズ 平川さん

 


 

小林:D&Iの小林です。今日は障害学生さんに向けてお話頂けるとのことありがとうございます!山本さんの等身大で是非お話頂ければと思うので、是非よろしくお願いします。まずは、簡単な自己紹介をお願いできますか?

 

山本:はい、日立システムズの山本明希(やまもとあき)と申します。下肢障害4級で「足の関節が柔らかい」という障害になります。2015年から新卒で当社に入社し、現在3年目です。

3年目では、研修員として一人前になるための論文を作ることになっていて、そちらをやりながら仕事をしています。部署は研究開発本部・事業開発センタで、新しい自社・他社製品の調査を行っていて、新卒からずっとこちらの部署で働いています。

学生時代はやりたかった勉強に専念!

小林:ありがとうございます。次に就職活動について伺っていきたいのですが、最初にどんな学生だったか教えて頂けますか?

山本:そうですね~、大学ではデザイン工学部というモノづくりとデザインに関する勉強をやっていて、何かのもののデザインから市場調査、製品の解析など、学業を中心に学生生活を過ごしていました。

 

小林:アルバイトやサークル活動はやっていなかったのですか?

山本:はい、もともとデザインにとても興味があり、大学も高校生の段階で色々と調べた上で受験したので、勉強に専念していましたが、やりたいことでしたのでとても楽しかったです。

 

小林:高校生の段階から計画的に勉強を考えられているなんてすばらしいですね。僕なんかはあまり考えられていなかったので。(笑)

他に学生時代楽しかったことはありますか?

山本:授業のグループワークなど学科の同級生と何かをしたり、友達との会話が楽しかったです。

 

小林:大学での山本さんの障害に関する何か配慮はありましたか?

山本:特にないです。実は障害者手帳を取得したのも、大学3年生の頃なんです。あえて困ったことでいえば、高いところにあるものをとるときですが、それは周りの方に協力を仰いでいました。

周囲の目は気にしない。聞いてくる側も気にしていないから

小林:そうなんですね。ご自身から困ったときに協力を仰ぐことは大切なことですね。

山本さんは障害について周囲からの目線など気になったことはありますか?

山本:ありますよ!特にお子さんによく歩いていると言われることがあります。小さいころ周囲の目について気にしていましたが、今は気にしていてもしょうがないと割り切っていますし、全然気にしていません。それに、聞いてこられる方も実はそんなに気にしていないですしね。(笑)

 

小林:ありがとうございます。それでは、就活はいつごろから意識するようになりましたか?

障害者手帳を就活の武器に!

山本:さきほど障害者手帳を取得したのが3年生のころとお伝えしましたが、それは就職活動を意識するようになって障害者雇用についても聞いていたので、取得することを決めました。

当時は2013年12月に就活が解禁され、2014年4月に選考解禁の時代でしたが、3年生の秋ごろ周りの友達が動き始めたことがきっかけで私も情報収集を始めて、一般の新卒媒体に登録するようになりました。

 

小林:障害者手帳を取得するきっかけを教えて下さい。

山本:もしかしたら就活に障害者手帳が有利になるかもしれないと思い、主治医に相談したところ、障害者手帳の申請が可能だということだったので取得しました。

 

小林:なるほど、障害者手帳を就活の武器として取得されたのですね。ありがとうございます。次に、山本さんはどのような就活をやりましたか?

山本:一般の新卒サイトと障害者向けの新卒サイト使っていました。

 

小林:それぞれの何か違いは感じましたか?

山本:一般の新卒サイトの方が企業数が圧倒的に多いので、希望を絞るのがとても大変でした。

また、障害者向けの新卒サイトでは企業数が少なかったのですが、積極的に障害者採用を行っている企業と分かったので、どのくらい積極的なのかを知りたいと思いました。

 

小林:確かに。障害者専門の求人サイトではどの企業も積極的に障害者採用を行っているとPRされていますよね!どうやって、その「積極的」なのかを理解していきましたか?

山本:やはり、WEB上では分かりませんでしたので、実際に選考に進んでから直接企業の方と話してみて理解を深めていきました。

企業の障害者採用は「積極的」は本当なのか?

小林:ありがとうございます。次に就活の軸ややりたいことはどのとうに固めていきましたか?

山本:私は就活を始める当初から3点の軸に絞って考えていました。

①長く働くことができる環境
②パソコンを使う仕事
③障害があっても働きやすい環境です。

私が勉強していたことがデザイン関係になるのですが、お客様が喜ぶことをする全てがデザインだと教授から教えて頂き、その考えを大切にしていました。ですので、私はそのようなお客様と関わることができる会社を希望していました。

また、障害があっても働きやすい環境については、どのくらい障害者採用に積極的なのかを聞いていくことで判断していきました。

例えば、A社では積極的というのは分かるけど、どこかお話をしてくださる企業の方から「特別扱い」のように感じたり、障害のある方を集めた部署があり、そこで世界が完結しているように感じ取れたり、一方B社では、障害があっても健常者の方と一緒に働き、自分の意見が言える。

また配慮もあるし、大切にしていることが自分の意志や考えるている事と同じであるような会社であったり、、、日立システムズは話を聞いてみてまさにB社だと思いました。

 

小林:最初に基準から具体的に軸を落とし込んでいらっしゃるのは素晴らしいことですね!私もたくさんの学生さんとお会いするのですが、なかなか軸が定まらずそのまま就活解禁の時期を迎えてしまう方が多いのでとても参考になりました。

今お話された軸はどのように固めていったのですか?

山本:私も最初はやりたいことや業界などはほとんどわかりませんでしたが、考えるとっかかりとして、先程からお伝えしている障害者採用に積極的と謳われている企業から調べていくことで固めていきました。

また、求人サイトだけでなく、企業のHPなどインターネット上にある情報はよく見ていましたよ!

 

小林:そうですね。中々最初からやりたいことなど固めることは難しいですね。何か一つとっかかりを作ることは大切だと思いますが、山本さんの場合は企業調べから固めていったのですね。

次に就活時に障害による何か困ったことなどあれば教えて下さい。

山本:そうですね。服装が大変でした。私の場合背が低いので既製品のリクルートスーツが合いませんでした。なので、他の学生さんと同じような格好にするためにスーツやコートの準備に時間がかかりました。

私の場合は既製品では見つからず、子ども用のものでそれっぽいものを探して合わせていました。リクルートスーツの文化なんとかならないですかね?(笑)

 

小林:就職活動では30社くらいエントリーをされたと聞きましたが、最終的に就職先はどのように決めましたか?

山本:2社で悩んでいましたが、最終的には日立システムズではないもう1社の配属部署が自分のやりたいこととは少し違っていたことと、2社同じ日に最終面接を行ったのですが、面接日の夜に内定の連絡をくれた日立システムズに決めました。

自分の仕事がサービス化していく「やりがい」

小林:ありがとうございます。色々と就職活動について伺ってきましたが、今の仕事についてやりがいなど教えて頂けますか?

山本:今やっている仕事は直接お客様と関わるものではありませんが、自分が関わった仕事がもとになって、他の事業部がお客様と徐々にサービス化を進めていることがとてもやりがいを感じていますね。

 

小林:世の中に自分の関わったことが広がることを感じられるのはとてもうれしいことですね!ちなみにそのやりがいはいつのごろから感じられたのですか?

山本:今話した仕事は入社1年目に関わった仕事で、実は今年(2017年)5月にそのことを連絡頂きました!!

 

小林:本当に最近の話ですね。少しずつそのようなやりがいが増えていけるといいですね。今の職場環境について教えて頂けますか?

山本:5人チームで少人数でやっているので、相談をしながら仕事が進めやすいと感じています。また、選考を受けていた時に人事の方に高い位置のものがとりづらく、イスや台等があればコピー機に届くと伝えていました。配属されたときに職場に台が用意されていた時はとても嬉しかったです。

 

小林:今実際にやりがいをもって仕事をされている山本さんですが、将来の夢はありますか?

山本:はい!お客様にとってうれしいものを直接届けることです。今は間接的ですが、先を見て、少しずつ工夫をしながら実現させたいと思います。

 

小林:ありがとうございます。最後に、障害学生さんにメッセージをお願いします!

山本:テクニック的なお話ですが、障害者手帳は複数常にコピーを持っておいた方がいいですね。企業によって、いつそれを渡すか異なるのでお勧めします。

また、就職活動をする中でやるかやらないか迷うことがあるかもしれませんが、その時は「やる」という選択をした方がいいと思います。「やる」ことによって、色々な経験値が積みあがってきっとイイ就活ができると思います!

 


 

現在、やりがいを感じながら現場の仲間や上司の方からも高い評価を頂いている山本さん。キラキラしながら過去も現在も話してくださった山本さんはこれからもきっと定めた「軸」を大切にしながら活躍されていくのだろうと感じました。

山本さん、本当にありがとうございます!

 

 

 

 

 

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